人気ブログランキング | 話題のタグを見る

イタリア話を書き始めてしまいました。アーカンソーネタに戻るときはあるんでしょうか?
by flyingshack
カテゴリ
玄関(各部屋のご案内)
小屋管の自己紹介
掲示板
=========
ノーザンリビング(札幌)
サザンリビング(USA)
食卓
そば打ち部屋
こども部屋
Doc房
==========
アーカンソーの旅
中西部の旅
アメリカの旅
北海道の旅
日本の旅
イタリアの旅
===========
アメリカのアウトドア
日本のアウトドア
リンク集
こちらからどうぞ


----NEWS----


Flying Shackに「離れ」ができました。ヤドカリをクリックして覗いてみてください。

-------------



このボタンを押すと、人気ブログランキングに投票されます。
最新のトラックバック
タグ
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

AX
アクセス解析


ラッセルビルで考えた幸せな生活 その1 アクシデント


月が変わる前にぜひ、deさんちに遊びに行った話を聞いてもらおう。素晴らしい天気に恵まれたIndependence Day Weekendだった。deさんはそのときのことを「郷里のおじいちゃん・おばあちゃんが訪ねてきてくれたみたいだった」と書いているが、われわれは 「親戚のおじさん、おばさんのうちに行ったみたい」と思った。「自然いっぱいの民宿に泊まったみたい」な感じもした。なんだかみんなそれぞれに、子どものときの夏休みを思い出したみたいである。

* * * * *

ラッセルビルで考えた幸せな生活 その1 アクシデント_b0068732_15243667.jpg2泊3日の初日はいきなりエクスカーションであった。ラッセルビル(Russellville)のdeさんちをベースに、さらに西にあるアルタス(Altus)という小さな町へでかけた。生まれて数週間の子犬マンチキンがdeさんちに来たばかりだったので、奥さんのmiさんは留守番することになった。アルタスで何ができるかというと、ワイナリーめぐり。案内役のdeさんに、ワイン飲みながらスイス料理を食べましょうね、なんて言われてわくわくしながら、まずは市役所(写真左)まで資料をもらいに行った。

カムリを停めて、休みで入れないね、とすぐ戻ってきたら、エンジンがウンともスンともいわない。ついに来た、アメリカ「初えんこ」だ。あんまり歓迎すべきアクシデントではないけれど、それでも今回はいろんな人に助けられ、ハッピーに乗り切ることができたと思う。

まず、助けてくれたのはテネシーから来たたくましいピックアップオヤジ。ジャンプスタートを頼んだら快く引き受けてくれ、なぜか用意したように荷台からさっとケーブルをつかみだした。手際よくつなげて、エンジンスタート。さわやかに去っていった。アメリカーン! かっこいい!

ところが。2ブロック分くらいでまたエンスト。今度は国道の交差点だった。すぐに通りすがりのライダーと商店のオヤジが集まってくれて、パーキングに入れてしまったギアをドライバで動くようにし、車を脇へ押してくれた。さっきのピックアップオヤジも再登場。2度目のジャンプスタートをして、バッテリーの電圧チェックまでしてくれて、さわやかに去っていった。ライダーと商店のオヤジは、お礼を言う間もなく去っていた。みなさわやかすぎる!

ラッセルビルで考えた幸せな生活 その1 アクシデント_b0068732_15182258.jpgこの後しばらくアイドリングしていたのだが、結局またエンストしてしまった。しかたなくAAA(トリプルエー。JAFのような組織)を呼ぶことにした。こんなときのために100マイルまで牽引してくれるプランに入っていたのである。自分で自分を助けたことになる。でも携帯で助けを呼んでくれたのは英語が達者なdeさん。自分たちではこうはいかなかったと言うと、「自分は人を助けるプロですから」。頼もしすぎる!

さて、どこへ牽引するか。100マイルでは自宅まで帰れないし、この週末にやっている非愛国的なクルマ屋さんなんてないに決まっている。とりあえずdeさんちへ引っ張っていってもらうことにした。deさんとDocは、レッカー車に一緒に乗って行った。定員オーバーのわたしは一人取り残された。銀色のSUVに乗ったmiさんが迎えに現れたときは、女神さまに見えた。

クルマ屋が開くのは連休明けの火曜日。それまではdeさんちに足止めだ。なんだかリゾートの島から帰れなくなったような、うれしいような困ったような状態で、ラッセルビル2泊3日は始まったのであった。

ラッセルビルで考えた幸せな生活 その1 アクシデント_b0068732_1518449.jpgえ? ワイナリー? しっかり行きましたよ。いつ? アイドリングしている間に。たまたま一軒のワイナリーのすぐそばだったので、deさんがわれわれだけ行かせてくれたのである。いい気分であれもこれもと試飲している間、deさんは交差点そばの木陰で、車にあったインテリアの古雑誌をお尻に敷いて待っていてくれた。


Washy


by flyingshack | 2005-07-29 10:30 | アーカンソーの旅
<< ラッセルビルで考えた幸せな生活... シネマバトンが当たった! >>