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3. イタリアの食べ物
今回、海外旅行の食生活に革命的なことが起きた。いやあ大げさですね、あおってますね。でもわれながらちょっとびっくりしたのだ。というのは、約2週間の間、一度もアジア系レストランに行かなかったのである。 郷に入ったら郷のものを食え、というのがflyingshackの家訓ではあるけれど、それを貫き通すのはちとつらいこともある。ときどき懐かしい味をはさんだ方が、土地のものが素直においしく食べられると思う。おまけにわが家の大好物・飲茶は、海外で食べた方が圧倒的にリーズナブルでおいしい。韓国、ベトナム、インド料理も然り。それで海外ではわりと積極的にアジア系の店に入る。もうひとつ告白すると、わたしはパンがあまり得意ではない。おいしいパンは好きですよ。でも、パンでおなかをいっぱいにするには毎食努力がいる。ご飯だとおかわりをこらえるのに努力がいるんだけど。これは、欧米を旅するにはかなりの弱点なのだ。 ミラノの美しいマック。 こんなわたしが、2週間イタリアンで通した。厳密に言うと一度だけ、マックのハンバーガーをおやつに食べた。でもこれもパンである。米料理はリゾットすら食べなかった、というのはもう革命的でしかない。理由は単純明快、イタリアの食べ物がおいしかったからである。 ここまで引っぱってきて、こんな当たり前な結論ですいません。でもこう言い切れるまで、13年かかりました。最初のイタリア旅行では、おいしさに目覚めなかったのだ。あれは1993年の冬、何を隠そうdocとwashyの新婚旅行先はイタリアであった。海外旅行が初めてというわたしのために、docは4都市滞在のツアーを申し込んでくれた。自由時間が多くて、なかなかいいツアーだったなあー。 お昼はパスタだけで十分。 しかし、若いとは恐ろしいものだ。ツアーには昼食あるいは夕食がたびたび組み込まれていた。たいていはコース料理で、たんまり出る。食欲に自信のあったふたりは、行く先々で完食した。さらにツアーだとそれなりのホテルなので、朝食はブッフェ形式のアメリカン。朝から皿を山盛りにした。こういう旅を続けていたら、さすがに胃にこたえてきた。それでも自由行動でレストランに入ったときは、目的のものを食したい。フィレンツェのトラットリアで、巨大なステーキと山盛りのモツ煮込みを目の前にして、目が白黒するふたりであった。こんな感じで、初めてのイタリアは食べ疲れに終わってしまったのである。 このときのツアーに比べたら、今回は気ままなもので、食べたいときに好きなものを好きなだけ食べればいいから楽だった。やっぱり、心からおいしいと感じるためには自分のペースを守って食べないとダメですね。母と旅するうち、ちょっとした食べ方のコツみたいのを身につけてきた成果でもあるのですが。このコツについては、また今度書きましょうかね。
by flyingshack
| 2006-10-27 23:26
| イタリアの旅
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