カテゴリ
玄関(各部屋のご案内)小屋管の自己紹介 掲示板 ========= ノーザンリビング(札幌) サザンリビング(USA) 食卓 そば打ち部屋 こども部屋 Doc房 ========== アーカンソーの旅 中西部の旅 アメリカの旅 北海道の旅 日本の旅 イタリアの旅 =========== アメリカのアウトドア 日本のアウトドア リンク集
こちらからどうぞ
----NEWS---- Flying Shackに「離れ」ができました。ヤドカリをクリックして覗いてみてください。 ------------- このボタンを押すと、人気ブログランキングに投票されます。 最新のトラックバック
タグ
アメリカで食べた
鉄研レディース
birding
おいしい北海道
酒
目の毒
soba
英語
アメリカの花
camping
outdoors
北海道の花
日本語
冬の遊び
地球お助け隊
歯とダニ問題USA
スタ☆レビ
南部
温泉
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
やっとかめ名古屋・三重の旅 その13 おかげシステム
-------------------------------------- 4日目 伊勢・二見 -------------------------------------- 古今東西、聖地巡礼は民衆の娯楽でもあった。というわけで、というかそんなことはちっとも考えていなかったけれど、伊勢神宮にお参りした後は一大買い食い大会と相成った。 写真の怪しい物体は、たこ棒。あちこちで売っていた。伊勢湾でたこ壺をたくさん見たので、きっと名産なのだろう。歩きながら食べられるように棒が刺してある。かまぼこ版アメリカンドッグという感じ。 いきなりそんなにメジャーでもない名物紹介になってしまったけれど、内宮参道沿いの「おはらい町」には、こんなお手軽な和風ファストフード、甘味がいっぱいなのだ。水戸黄門のうっかり八兵衛じゃなくても、ついついフラフラと誘惑されてしまう。次は最も有名な伊勢名物、赤福の本店で出しているぜんざい。赤福のように上品な甘みです。 そして、わが家の旅に御当地麺類は欠かせない。伊勢うどんはガイドブックにも書いてあったけれど、なんとも不思議な食感だった。全くコシのないフワーンとした麺なのだ。死語だけど「ファジー」な感じ。いわゆる釜玉にしたら、どこからが麺でどこからが玉子かわからない。これをたまり醤油の濃いたれがぐっとしめている。岡田屋にて。 赤福本店から「おかげ横丁」に入ると、さらに食べ物がいろいろ。もっと暑かったら冷たいスティック胡瓜もおいしそうだったなあ。写真はガイドブックにも載っている「豚捨」の牛肉コロッケ。80円なり。「豚捨」は牛肉料理の専門店だ。 食べ物ではないけれど、横町内の「おかげ座」の煙草屋では、煙管(きせる)で一服もできる。煙草屋なので、ちゃんとJTのタバコやライター、宝くじも売っている。 どこもとても賑わっていたのだけれど、これだけの人出は平成5年にこの「おかげ横丁」ができてからなんだとか。横丁には歴史的な町並みが再現されていて、無料のアトラクションもある。行ったときはちょうど和太鼓の演奏をしていた。まるでテーマパークなのに、入場料は取らない。 実はこの横丁を運営しているのは赤福なのだけれど、赤福の気配は特になく、まるで気づかなかった。名前の由来は、神様の「おかげ」で商売させてもらっているから、参拝客を大切にもてなすという伊勢の伝統なのだそうだ。確かに、ある施設ではバックパックを進んで預かってくれたり、従業員のトイレを貸してくれたり、大きな観光地とは思えない親切さだった。入場料も取らない、ひとりひとりの観光客も大金を落とすとも思えない。でも、それで人出が増えて結局は赤福もまちも潤う。これが「おかげ」のシステムなのだろう。 ちなみに伊勢神宮周辺の駐車場は無料だった(年末年始以外)。なんと観光客に優しいのか。ひょっとして、あの太っ腹なまわりゃんせパスポートも、伊勢の神様を中心としたおかげシステムの一環なのかもしれない。
by flyingshack
| 2006-06-08 17:31
| 日本の旅
|