イタリア話を書き始めてしまいました。アーカンソーネタに戻るときはあるんでしょうか?
by flyingshack
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秋空のアラスカ Day6-1 若者バス



b0068732_1352347.jpgカニ付き軟弱キャンプの翌朝、夜明けとともに起きたわれわれは、朝食も取らずにテントを撤収した。今日はバスに乗って奥地へと移動する。実は今晩泊まる予定のキャンプ場こそ本命で、そこが取れなかったのでしかたなく公園入口そばに泊まったのである。本命キャンプ場の名はワンダーレイク(Wander Lake)。公園の最奥にありマッキンリー山に最も近く、その雄姿が見える可能性が一番高いキャンプ場なのだ。

b0068732_1354029.jpgわれわれを運ぶのはキャンパー専用の緑色のバス。これで85マイル(137キロ)離れたワンダーレイクまで行く。一般車両は15マイル地点までしか入れないので、公園の奥地へ行くにはこの緑のバスか、ベージュのシャトルバス、あるいはガイド付きのツアーバスに乗るしかない。自然保護が全米のどこの国立公園よりも徹底している。同乗している客は、大部分が自分たちより若い層。これまでロッジでジジババに囲まれていたのがウソのようだ。ちなみにジジババはツアーバスの方に満載されていた。体力ある。

若者バスは聞こえてくる会話からしてワイルドだ。偶然アイデタロッド(Iditarod)という世界一有名な犬ぞりレースに出ているという女性が乗り合わせていた。これは凍り付いたアラスカの道なき道1800キロを10日ほどで走るという超過酷なレースで、犬ぞりファンでもなんでもないわたしでも知っている。思わず必死に聞き耳を立てていたら、「レース中、犬は1日10,000キロカロリー(記憶曖昧)を消費するので、肉を刻むだけでも大変。マッサージもしなきゃいけないし、犬は休めるけどマッシャーは寝る間もないのよ」とか「犬はアザラシの肉も食べるのよ」とか「ムースに出くわしたときは、みんな暴走して森に突っ込んで大変だった」とか話している。ちらっと見たら三つ編みのかわいい若くてきれいな人だった。すごい。さすがアラスカ。

b0068732_1361223.jpgさて、最深部への85マイルは決して高速道路ではない。ダートである。自転車で走ったら埃まみれになりそうな道だ。したがって1時間ちょっとで着くはずもない。所要時間はなんと6時間。退屈しそうだけれど、そんなことは全然ない。野生動物が現れるからだ。ドライバーが最初に見つけたのはムース。ムースはカナディアンロッキーで見たことがあるので、おっいたな、という程度で冷静に観察。しかし次にすぐグリズリー発見! かなり遠かったけれど、おお~という感じで身を乗り出して見た。北海道で山歩きをすれば熊出没注意の看板はしょっちゅう見るが、御本尊のヒグマ様には一度も会ったことがない。こんな簡単に見られるなんて、びっくりした。

b0068732_1364485.jpgしかもグリズリーはまた現れた。今度は親子で、すぐ近くだ。道に並行して、のんびり歩いている。「あっ、もう1頭来たぞ」。二人兄弟なんだねえ、とバスの中が盛り上がる。ところが、「またもう1頭!」 どうやら三人兄弟らしかった。最後に歩いてきた一頭は、お母さん、お兄さん(orお姉さん)と違って、小さくて毛並みが黒かった。今年生まれたばかりなんだろう。みんなに置いて行かれながら、植物を引っぺがして何か一所懸命にほじくっている子グマもいる。バス数台からたくさんの目が見ているというのに、なんとのんびりしたことだろう。

間近で動物を見たせいか、休憩ポイントから見えた山の上のヒツジ軍団(Dall’s sheep)など、しげしげ見ている人はあまりいなかった。まあ白いポチポチにしか見えないのだけれど。

b0068732_1374512.jpg車窓の景色もまた素晴らしかった。ポリクローム峠(Polychrome Pass)から望む雪の山々と、母なるその懐を削りながら流れ出る荒々しい河のうねりを見ていると、この世界がまだ産まれたばかりのような気がしてくる。そんな風景の中に、バスはときどき停まっては、何もないところに野宿する乗客をひとりふたりと落とす。バスが発車し、人の姿が点になっていく。その人がこれから体験するだろう自然との親密な関係を想像すると、とても羨ましい気がした。って自分だってこれからキャンプするのにねー。 *この日の行動はDay6-2に続く

Day5-2 | Day6-1 | Day6-2 | 資料編

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Washy


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by flyingshack | 2005-09-09 07:11 | アメリカの旅
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