イタリア話を書き始めてしまいました。アーカンソーネタに戻るときはあるんでしょうか?
by flyingshack
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世界バーベキュークッキング選手権 その4



b0068732_926970.jpgコンテストの結果発表が始まったステージ前は、すごい人だかりだった。ご馳走してくれた杖のおじさんともそこで再会した。Whole Hog(丸焼き)、Shoulder、Ribなど部門別に上位入賞者がアナウンスされている。各部門の1位から選ばれるグランドチャンピオンは賞金$12,000というんだから、コンテスト出場者だったら真剣になるってものだ。しかし出場者以外には結果がなんだっていうのだろう。ピアスパパにインタビューしてみた。

「このお祭りで一番重要なものはなんですか?」
「それはチャンピオンに選ばれることだよ」
「でも、あなたみたいな人にとっては?」
「Socialization(つきあい)だね」
ピアスパパはメンフィスで生まれ育ち、"everyone knows everyone"なこの街から出たいと夢想する男である。実際彼は、杖のおじさんと顔見知りであった。たいそう怪しげな外見の彼と、地元の名士っぽいおじさんは、めちゃくちゃミスマッチなんだけれど。ジモティにとって、このお祭りは交際の場なんだ。

b0068732_9274059.jpgステージ前でピアスパパと杖のおじさんとお別れ。二人は今晩の宿の心配までしてくれた。ありがとう。でも車で帰る予定の我々は、酔い覚ましにもう一周しようとまた歩き始めた。写真を撮っていたら、そこのブースにいたお兄さんに話しかけられた。
「毎年、テーマ国にちなんだ豚の人形を作っているんだよ。今年はアイルランドの豚さ!」
「あの韓国の豚さん、うちの母親に似てる」
「わはは、ホントか~!」
「カーリーヘアがね(でもなんで韓国でカーリーなの?)。母はシャーリー・テンプルに似てたんだって(髪の毛だけだけど)」
「シャーリー・テンプルってか!」
その人、何を言っても大受け。しまいに「まあ飲んでって」と中からビールを持ってきてくれた。b0068732_9271737.jpg全然酔い覚ましになっていない! でもこうやって客人になって出場者と一緒に盛り上がるわけね。だんだんこのお祭りがわかって来たぞ。
「おにいさんのチームは何か賞を取ったの?」
「全然。でも結果なんていいんだ。こうして盛り上がれればね。わははは」

なるほど。

ビールを飲みながら、わたしとDocはむかし日本で「同じようなお祭り」を体験したことを思い出していた。それはまだ20代だった頃の弘前さくら祭だ。ヒッチハイクとキャンプで旅行していた我々が、祭り会場で歯をみがいていたら、一人のおじさんに声をかけられたのだ。消防団の花見で来ていたおじさんは、お酒と料理をご馳走してくれ、わたしたちのためにわざとネイティブの津軽弁シャワーを存分に浴びせてくれた。そしてすっかり出来上がった彼は、泊まりに来いと地図まで書いてくれた。夕方電話したら思った通り寝ちゃっていて、何も知らない奥さんが出たので泊まるのは遠慮したのだけれど。でもその後、今度は飲み屋さんの常連団体に気に入られ、二次会に招待され、最後は新婚家庭に泊めてもらったのである。その時のさくら祭、桜は全部散ってしまっていた。ジモティにとっては結局、桜なんてあってもなくても祭りは祭りなのだ。わたしたちにとっても、花があるときよりもっと思い出深い祭りになったことは言うまでもない。

いいお祭りっていうのはきっと、普通のジモティが楽しみながら、ホスピタリティという心意気を見せてくれる場なのだ。それは日本でもアメリカでも同じ。日本では観光客誘致や企業からのお金集めに走り、ジモティまでお客さんと化して文句ばかり言っている祭りもあるけれど、メンフィスのバーベキューコンテストは何か大切なことを思い出させてくれたのであった。(シリーズ了)






※以下の企画は終了しました。

==おまけ==
BBQコンテストの最中のDoc & Washyが見られます。
ここまでおつきあいいただいた物好きなあなた、
http://zinfomania.com/myphotoへどうぞ。
photo numberは101-2592です。


Washy


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by flyingshack | 2005-06-01 01:55 | アメリカの旅
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