イタリア話を書き始めてしまいました。アーカンソーネタに戻るときはあるんでしょうか?
by flyingshack
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遙かなるTennessee Whiskey その2


「おら酒税なんて払いたかね~ど」と農家のおっちゃん達は次々叫んだ。

1789年、ワシントン初代大統領の下、アメリカ合衆国が正式発足。イギリスとの独立戦争で多大な負債を背負い込んだ政府は、1791年、The Act of 1791("Whiskey Tax")を制定。国内で生産されたウイスキーやスピリッツの家内生産に対して税金が課されるようになった。

当時ウイスキーは農民の副業のような形で造られ始めており、怒った農民は反乱を起こした。が、独立戦争の動員数より3千人多い1万5千人の軍隊の出動でまもなく鎮圧される。イギリス軍よりも強い(?)恐るべし農民パワー! じゃあ税金を払いたくないおっちゃんおばちゃんたちはどうしたかというと、西方の国外(現在のケンタッキー州)へと逃れたんです。



ところが、このケンタッキーには石灰岩の岩盤から湧き出るライムストーン・ウォーターと呼ばれる蒸溜酒の製造に適した水が豊富だった。また当時のケンタッキーは原料のライ麦が不足 していたかわりにトウモロコシは腐るほどあった。トウモロコシは豊作でも保存がきかず、腐らせたり、安値になるくらいなら、ウイスキーにしちゃった方が儲けが多い。フランス王朝ブルボン(Bourbon)の名を付けた土地でウイスキー造りが盛んになるのは自然な流れだったのかもしれない。そう、ブルボンの英語読みのバーボンの地酒誕生である。さながら「シャンパーニュ地方」の「シャンペン」のようなものですね。なお、現在のケンタッキー州バーボン郡は別の場所にあるらしい。

トウモロコシ主体のウイスキーは、バプティスト派の聖職者エライジャ・クレイグ(Elijah Craig)牧師が1789年に最初に造ったという説と、いやいやエヴァン・ウィリアムズ(Evan Williams)が1783年に造った方が先さ、という説(いずれも、現在のケンタッキー州内)があるが、この際どちらが「元祖バーボン」なのか「本家バーボン」なのかは置いといて、「アメリカで最初の政府登録蒸溜所」ができたのは1866年とはっきりしている。

b0068732_16521878.jpg13歳でウイスキー販売を始めたウェールズ移民の少年が、数年後の1866年に念願だった蒸溜所をケンタッキーの南、テネシー州リンチバーグ(Lynchburg)に建て、オーナーとなる。この少年がジャスパー・ニュートン・ダニエル(Jasper Newton "Jack" Daniel)その人であり、ジャック・ダニエル蒸溜所こそアメリカ最初の政府登録蒸溜所なのです。

現在も片田舎の同じ場所に蒸溜所があり、ジャックが完成させた製法を変えず、ここから世界100ヵ国以上にウイスキーを送り出している。そして蒸溜所内は無料の案内付きで見学ができる。炭焼き場、現在も使用されているライムストーン・ウォーターの湧き出てくる洞穴、ジャックがかんしゃくをおこして蹴った金庫のある事務所などを転々と歩きながら南部訛りの英語で説明してくれる。wild turkeyの群れが、我々見学隊の前を悠々と横切って行った。

タイトル通り、なかなかテネシー・ウイスキーに到達できないが、まだ続く。

その1|その2|その3その4Washyのジャック・ダニエル訪問記

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by flyingshack | 2005-03-17 17:07 | Doc房
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